子供のズボンを切らないで簡単に裾上げする縫い方&応急処置

子供のズボンを切らないで簡単に裾上げするための縫い方子育て
本記事のリンクには広告を含みます
「ズボンを切らずに裾上げしたい」
「裾を折り込む以外のやり方で、簡単な縫い方を知りたい」
「一時的な方法も知りたい」

子どもってすぐに大きくなるので、大き目のズボンを長く着てほしいですよね。

でも裾上げするのは面倒くさい…。

ここでは、以下の3点について紹介します。

手縫いで簡単に目立たないように裾上げして、長くコスパ良く着てもらいましょう!

スポンサーリンク

入園前にズボンの裾上げをしました

子ども服サイズ90のズボンの股下長い

1歳で保育園に入る際、いつもはサイズ80ですが90を買いました。

履かせてみると裾がズルズル、だめだこりゃ。

さあ、来年に備えて簡単に裾上げしていこう!

<わたしが失敗した裾上げ方法>

  • シャーリング:糸が切れやすく何回も縫い直すはめに
  • 2回折り込んで縫う:裾が乾かない
  • 100均裾上げテープ:すぐに分離する

【切らない】ズボンの手縫い方法

針で縫うので、縫い穴が目立つズボン(ツルツル素材など)は注意してくださいね。

裾上げしたい長さにまくり上げる

裾上げしたいズボンを理想の長さに折る

子どもにズボンを履かせ、裾上げしたい長さまでまくり上げます。

この時、左右のまくり上げの長さが同じか確認しましょう。

裾上げの時は股下が左右同じ長さになるようにする

縫い目に合わせ待ち針を刺す

ズボンの表面と裏面の縫い目を揃えて待ち針を打つ表面同士の縫い目も確認

ズボンの表面同士の縫い目をそろえて、待ち針を刺します。

この後に真ん中は縫うので、待ち針は中心よりも下に刺してください。

待ち針を内外4か所に刺す

外側と内側の計4か所そろえます。

ここがきちんと揃っていると仕上がりが綺麗になるので、ここだけ本気を出します。

ズボンを波縫いする

真ん中よりやや下を波縫いする

めくり上げたズボンの半分より、やや下を波縫いします。

理由は、返しを戻したときに裾のラインをきれいに出すためです後述

縫うための目印に、チャコペンや折り目をつけると縫いやすいです。糸は目立ちにくい色を使いましょう(今回はわかりやすいように目立つ色を使っています)。

玉結びして(大き目だと安心)、表面から縫ってください。

ズボンの裏から針を刺す

両サイドの縫い目同士はそろえましょう。

サイドの縫い目が合うように縫う

縫い加減は少しゆるめに、適当に波縫いします。

適当に波縫いする

ズボンはストレッチが効いてるものが多いので、ゆったりめに縫うと脱ぎ着しやすくなります。

完成!

縫い目に沿って返す

表に返したら完成!

ズボンの裾上げ完成

今回の縫い方のメリット

裾上げしたズボンを履く子供

メリットは以下の3つです。

  • 裾のデザインをそのまま出せる。
  • 裾を開けたままなので乾きやすい。
  • 波縫いだけだから簡単。

裾が開いているので乾きやすい

被せが少し大きくなり、外から中が見えません。

イイ感じ☆

糸を外した後はどうなるか

裾上げしてその後糸を抜いた様子

1年たって解いてみました。

縫っていた跡はわからず、折り目だけ残っています。

洗濯をすると、裾上げしていたことはわからなくなりました。

【一時的な】ズボンの裾上げ方法

一時的にズボンの裾上げをするための道具 ホッチキス、ヘアピン、輪ゴム

針も糸も使いたくない、応急処置で裾上げしたいんだ!という場合の方法を3つ紹介。

ホッチキスでとめる

ホッチキスで応急処置的にズボンを裾上げする場合は、裾をピンと張ってとめないと上手くホッチキスの針が刺さらない

ホッチキスの裏が出るようにして、3~4か所とめるといいです。

ホッチキスで応急処置的にズボンを裾上げする場合は、ホッチキスを裏向きにとめると針が目立たない

  • 生地をピンと張りながらとめる。
  • 生地が重なっている部分は避ける。

ヘアピンでとめる

ヘアピンで応急処置的にズボンを裾上げする場合は、ヘアピンの持ち手は外側に向けてとめる

裾上げの幅が短いときに向いています。

ピンの持ち手は外側にしましょう。

ヘアゴム(ゴム)でとめる

輪ゴムで応急処置的にズボンの裾を上げる方法 ズボンの裾に輪ゴムを通す輪ゴムで応急処置的にズボンの裾を上げる方法 裾を上部に引き上げる

ズボンの上からゴムを通し、ズボンの裾を引き上げます。

輪ゴムで応急処置的にズボンの裾を上げる方法 輪ゴムに引き上げたズボンを被せる

輪ゴムに引き上げたズボンを被せたらできあがり。

裾上げの幅が長いときに向いています。

輪ゴムよりも太いゴム(ヘアゴムなど)のほうがパワーが強いです!

強くゴムで締めすぎないように注意してください。

ズボンへの記名は名前シールがおすすめ!

お名前をタグに書くと滲んでしまって、お下がりしづらくなりますよね。

そんな場合に、お名前シールを使ってみてください!

ズボンへの記名はお名前シールが綺麗でラク!マジックで手書きすると滲んでお下がりしづらい

「シールはラクしすぎかな?手書きでいいよね」と、わたしも買うまでは思っていました。

でも、滲みにくいマジックを探したり、小さなタグに1枚1枚手書きするのは想像以上に大変!

お名前シールはペタッと貼るだけなので本当にラクです。

お名前シール工場の名前シール 316枚入りで1枚たったの3~4円

316枚も入っていて、1枚たったの3~4円!

わたしはスタンダード(普通のシール)を買って洋服に貼りましたが、洗濯しても剥がれません。

名前書きがまだの場合は、お名前シールで解決してください。

入園物品すべてに使えるので、準備がとってもラクになりましたよ♪

最後に|子供服は自分でリサイズして長く履こう

裾上げしたズボンを履く子供

サイドの縫い目さえ揃えてあげれば、裾上げしてることも目立たずいい感じにできます。

波縫いもテキトーでいいので、縫い物が苦手な人にもおすすめです。

↓その他のおすすめのサイズダウンの方法はこちら

コメント

  1. みー より:

    子どもの寝巻きの裾が長すぎて危なかったのですが、簡単に裾上げできる方法を探しておりましたところ、
    こちらに辿り着きました。
    こちらの縫い方ですと、見た目も綺麗、洗った時に布が重なる部分も乾きやすい、糸を解けば長く履ける、並縫いで縫いやすい・ほどきやすい、と良いこと尽くめでした。

    ありがとうございました。

    • ゆかまるゆかまる より:

      みーさん、記事へのコメントをありがとうございます!
      読んでいただけただけで感謝ですのに、わざわざ知らせていただき嬉しい気持ちでいっぱいです。
      今回紹介した縫い方がみーさんのお役に立ててよかったです、お子さんの寝巻の裾上げがんばってくださいね!
      コメントをありがとうございました♪

タイトルとURLをコピーしました