「本当におすすめな首カックン防止グッズってあるの?」
子どもがチャイルドシートで寝ていると、首が痛そうで何とかしてあげたいですよね。
ここでは以下の3点について紹介します。
結論から言うと、イチ押しは「ナップアップ うたたねサポート」です↓
チャイルドシートに首カックン防止グッズがなぜ必要?
首カックンとは、眠ってしまったときに頭の重みで首が傾き、前や横に動いてしまう現象です。
大人も子どももよくある首カックン、なぜチャイルドシートに首カックン防止グッズが必要か?
理由は以下の4つです。
乳幼児の頸椎が未発達なため
乳幼児の首の骨や筋肉は未発達です。
チャイルドシートで寝ていて首カックンするくらいは問題ないですが、事故や急ブレーキで強い衝撃を受けると首に大きな負荷がかかります。
このような怪我のリスクを軽減するために、首カックン防止グッズを使うと安心です。
チャイルドシートに首を安定させる機能がないため
チャイルドシートは子どもを安全に固定し、事故の衝撃から命を守るための大事なシートです。
しかし、チャイルドシートには前方に倒れる首を安定させるための機能はありません。乳児期はヘッドサポートがありますが、左右を保護するのみです。
チャイルドシートに首カックン防止グッズをつけることで、子どもの頭が安定してより快適に座らせることができますよ。
首カックンで目が覚めてしまうため
チャイルドシートで寝ていると、首がカクン!カクン!とするたびに起きてしまいます。
頭の位置が落ち着かないので眠れず、長距離ドライブが辛くなります。
わが家も首カックン防止グッズを使っていなかったころは、寝起きが不機嫌なことが多かったです。
ドライバーが運転に集中できないため
首カックンの一番のデメリットは、親が運転に集中できない点です。
つい首カックンするわが子が気になって、視線が後部座席にいってしまいます。運転手も疲れますよね。
首カックン防止グッズがあれば頭が安定して眠ってくれるので、ドライバーも安心して運転に集中できますよ。
次は、首カックン防止グッズの選び方について簡単に紹介します。
チャイルドシート用首カックン防止グッズの選び方
チャイルドシートに使える首カックン防止グッズには、いろいろな種類があります。
首カックン防止グッズの選び方は、以下の4つです。
ネックピロー・ヘッドサポートの形状から選ぶ
ネックピロー・ヘッドサポートは、商品によって形が異なります。
大きく分けると以下の5つです。
それぞれの特徴について紹介します。
シートベルト装着タイプ
コジット シートベルトクッション【Amazon】
シートベルトに装着するタイプのネックピローで、子どもも大人も使えるロングユースなものが多いです。
ただし、シートベルトにつけるので片側からしか支えられず、安定させるのが少し難しいのが難点。
車のシートベルトを使うジュニアシートから装着できます。
枕タイプ
ベビーエレファントイヤーズ【Amazon】
頭の下に敷くタイプのネックピローで、新生児から使えるものが多いです。
他のネックピローと比べると使える期間が短めですが、首と頭の左右をしっかり固定してくれるので、首が据わる前後の赤ちゃんにおすすめ。
チャイルドシートのヘッドサポートと干渉しないか注意が必要です。
首にはめるタイプ
子供用トラベルピロー メモリーフォーム【Amazon】
首にはめて使うネックピローで、後ろの部分にもボリュームがあるため首が前に行きやすいものが多いです。
最近は前のめりになりにくいタイプも発売されているので、首カックン防止効果の高いものを選ぶようにしましょう。
抱えるタイプ
一緒におでかけふわもふミッフィー【Amazon】
大きいぬいぐるみを抱えることで、頭を支えるタイプ。
車内でちょっと場所をとりますが、子ども受けがいいものも多いです。
ヘッドサポートタイプ
ヘッドバンド【Amazon】
ヘッドサポートタイプで、頭が倒れないようにバンドで固定します。
ヘッドバンドは安いですが、バンドが首にかかるなどの危険があり安全性については疑問。
バンドのゴムもすぐに伸びてしまいサポート力が下がるので、バンドタイプはあまりおすすめしません。
次は、チャイルドシートの種類や対象年齢をもとにした選び方です。
チャイルドシートの種類・対象年齢から選ぶ
チャイルドシートは子どもの年齢によって、使う向きや形状が変わりますね。首カックン防止グッズにも、対象年齢が設定されています。
対象年齢を無視してチャイルドシート用ネックピローやヘッドサポートを使うと、きちんと子どもの頭や首をサポートできなかったり、窒息などの事故につながり危険です。
首カックン防止グッズを選ぶ際は、必ず対象年齢を確認しましょう。
洗濯OK・NGを確認して選ぶ
子どもの肌に触れるものは、いつも清潔にしたいですよね。
ネックピローは顔や首にあてて使うため、汗やよだれで特に汚れやすいです。
洗濯できるか、洗濯機で丸洗いできるかを確認して選びましょう。
変形しにくい素材を選ぶ
ネックピローの中素材は、変形しにくいものを選ぶとよりいいです。
ポリエステルやビーズ素材だと、弾力がありしっかり首をサポートしてくれますよ。
レビューや口コミを見て、使っていて変形しないものがおすすめです。
チャイルドシート用首カックン防止グッズおすすめ6選
チャイルドシート用の首カックン防止グッズを6つ、おすすめ順に紹介します。
- 「日本育児 NapUp うたたねサポート」クリックで飛びます
- 「ベビーエレファントイヤーズ」
- 「エールベベ 2WAYうたたねクッション」
- 「HNOS キッズ ネックピロー」
- 「一緒におでかけふわもふミッフィー」
- 「2way ぬいぐるみ ネックピロー」
イチ押し「日本育児 NapUpナップアップ うたたねサポート」
わたしの一番のオススメは、日本育児が販売している「NapUp うたたねサポート」。
デメリットは1点です。
使用年齢は1歳半~8歳と広いですが、2歳くらいで使うとすり抜けてしまい安定させるのが難しかったです。
おすすめは3歳以降!
ヘッドサポートは、本体とヘッドベルトに分かれています。
ヘッドレストの形に関わらず、ほとんどのチャイルドシート・ジュニアシートで使えるのは嬉しいポイント!
子どもがチャイルドシートで熟睡しても、しっかり頭をサポートします。
NapUp うたたねサポートを買ってから、子どもがチャイルドシートで寝ても首カックンしなくなりました(写真は4歳)。
長距離ドライブ中もぐっすり眠れるので、機嫌よく過ごせます。
チャイルドシート先進国・ヨーロッパとアメリカ両方の安全基準をクリアしていて安心!※ECER44(ヨーロッパ基準)とFMVSS213(アメリカ基準)のクラッシュテスト実施済
3歳以上の子どもさんにおすすめします。
詳しくは>>メリット・デメリット徹底解説!日本育児 NapUpうたたねサポート レビュー記事を見てくださいね。
新生児OK「ベビーエレファントイヤーズ」
アメリカ生まれの「ベビーエレファントイヤーズ」。
デメリットは2点です。
新生児から使える珍しい枕で、チャイルドシートやベビーカーで使用できます。
枕の真ん中は薄い生地、両側にクッションが入っており頭が前に倒れにくい設計です。
チャイルドシートで使いたい場合は、チャイルドシートのヘッドサポートと干渉しないか確認しましょう。新生児の場合はヘッドサポートが分厚いので使えないことがあります。
生地はさらさらタイプとふわふわタイプの2種類。
90gと軽いので持ち運びも便利、ショッピングカートやベビーカーでも活躍しますね。
なめらかな触り心地「エールベベ 2WAYうたたねクッション」
エールベベの「2WAYうたたねクッション」。
デメリットは2点です。
子どもが眠ってしまったあとに、前からはめて使うネックピローです。
前からつけるタイプで少し外れやすいですが、簡単に装着できてしっかり頭を支えてくれます。
首カックン防止グッズとしてだけでなく、ドーナツ枕にも〇。
ふわふわで触り心地がとても良く、中綿もしっかり入っています。うたたねクッションを付けている赤ちゃん、めっちゃかわいいですよ。
低反発素材「HNOSヘイノス キッズ ネックピロー」
良質な眠りのための枕に特化した「HNOS キッズ ネックピロー」。
デメリットは2点です。
ネックピローには珍しく、低反発素材のウレタンフォームで作られています。
長く使っても変形しにくく、肩の部分に凹みがあるためズレにくい設計です。
マジックテープで着け心地を調整できるので、長く使えて経済的。
カバーは外して洗えるので、汚してしまっても安心です。
今なら持ち運びに便利な収納ポーチ付き!
かわいさNo.1「一緒におでかけふわもふミッフィー」
かわいいミッフィーが首カックンから守ってくれる「一緒におでかけふわもふミッフィー」。
デメリットは1点です。
クッションサイズは約30×40×9cm。大人の目からは小さめですが、子どもが持つとちょうどいい大きさです。
車のヘッドレストにベルトを通すだけなので、チャイルドシートの種類に関係なく使えます。
ベルトはクッションから外せます、ミッフィーを抱いて寝るわが子は最高にかわいい。
生地はふわふわタイプとタオル地の2種類から選べますよ。
↓ふわもふな触り心地
↓年中使えるパイル地
子どもウケNo.1「2way ぬいぐるみ ネックピロー」
かわいすぎたので紹介します「2way ぬいぐるみ ネックピロー」。
デメリットは2点です。
すごく優れたネックピローというわけではないです、ごく普通のネックピロー。
しかし、かわいいクッションに変形する!それだけで子どもの心を撃ち抜きます。
ネックピローがちょっと苦手な子も、お気に入りのぬいぐるみなら喜んで付けるようになりますよ。
次の項目では、今までおすすめした6つの首カックン防止グッズを比べていきます。
【比較表】おすすめ首カックン防止グッズ一覧
6種類の首カックン防止グッズを比較しました。
商品名 | 商品画像 | 形状 | 対象年齢 | 洗濯 | カバー生地 | 中素材 | 重さ | サイズ | 生産国 |
ナップアップ うたたねサポート | 頭周り | 1.5~8歳 | 〇 ネット使用 | ポリエステル | ポリエステル | 200g | 50×17×2.5cm | 中国 | |
ベビー エレファント イヤーズ | 枕 | 新生児~3歳 | 〇 ネット使用 | コットン or ポリエステル | ポリエステル | 90g | 33x23x7.5cm | アメリカ | |
エールベベ うたたねクッション | 首周り | 首周り 30cmまで | 〇 | パイル地 | ポリエステル | 100g | 21×20×6.5cm | 中国 | |
HNOS キッズ ネックピロー | 首周り | 5~12歳 | 〇 カバーのみ | 綿 ポリエステル ポリウレタン | ウレタンフォーム | 250g | 22×22×12cm | – | |
一緒におでかけ ふわもふミッフィー | 抱える | 3~10歳 | 〇 手洗い | ポリエステル or パイル地 | ポリエステル | 204g | 30×40×9cm ベルト:40~96cm | 中国 | |
2wayぬいぐるみ ネックピロー | 首周り | 大人用 子供用 | 〇 手洗い | ポリエステル | 発泡ビーズ | – | ぬいぐるみ:大人用 35x25cm 子供用 22x12cm ネックピロー:大人用 32x30cm 子供用 24x22cm ※ペンギンの場合 | 中国 |
わたしのイチ押しは、チャイルドシート上での首カックンから確実に守ってくれる「日本育児 NapUp うたたねサポート」です!
次は、西松屋で見つけた首カックン防止グッズを紹介。
西松屋で買えるチャイルドシート用首カックン防止グッズ2選
西松屋でも2つ、チャイルドシート用首カックン防止グッズを見つけたので紹介しますね。
上記の【比較表】首カックン防止グッズ6選と比べると、あまりおすすめしません。
シートベルトクッション(バナナ)
シートベルトに装着するタイプのネックピロー、手ごろな値段が魅力的。
ただし、シートベルトにつけるクッションはくるくる回ってしまい、頭を安定させにくい点がマイナスです。
車でうたた寝クッション(うさぎ)
上記の比較表でおすすめした「一緒におでかけふわもふミッフィー」のそっくりさんです。
ミッフィーと比べた残念ポイントは3点。
- 1サイズ小さい。
- ベルトがゴム製で伸びやすい。
- バックルがなく付け外しが手間。
もっと首カックン防止グッズがあればいいのになぁ。
最後に|チャイルドシートに首カックン防止グッズを使おう
わたしも実際に首カックン防止グッズを使ってみるまでは、効果は半信半疑でした。
サポート力・値段・使いやすさで「ナップアップ うたたねサポート」がNo.1、3歳以上のお子さんにおすすめです。
お子さんの年齢や目的に合わせて、ピッタリな首カックン防止グッズを選んでくださいね!
子どもに座席を蹴られて困っていませんか?それ、足がブラブラしているのが原因かもしれませんよ。
詳しくは>>チャイルドシートの足置きを手作り!牛乳パックで簡単な踏み台の作り方をどうぞ!
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