「0~4歳用のチャイルドシートを買い換えたい」
「ジュニアシートのおすすめを知りたい」
3歳が近づいてくると、だんだんチャイルドシートが窮屈になってきますよね。
ここでは、有名メーカーの全機種のジュニアシートを徹底比較しました。
ジュニアシートを買えばもう買い換えする必要なし!ピッタリの商品を見つけることができますよ。
早く結論を知りたい場合は、↓をクリックして飛んでくださいね。
- 3歳~が使えるチャイルドシートの種類について
- タイプ別おすすめ背もたれ付きジュニアシート(イチ押し・R129&ISOFIXなど)
- 有名メーカー全ジュニアシート比較
ジュニアシートは何歳まで必要?
画像引用:カトージHP、グレコHP、エールベベHP、リーマンHP、コンビHP、レカロHP、アップリカHp、サイベックスHP、マキシコシHP(アイキャッチ画像含む)
「子どもが大きくなってきたけれど、チャイルドシートって買いかえなきゃいけないの?」と疑問に思いますよね。
法律ではどう決まっているか、簡単に見ていきましょう。
6歳未満の子どもには着用義務がある
画像引用:自動車アセスメント| 自動車総合安全情報 – 国土交通省
道路交通法では、6歳未満の子どもは必ずチャイルドシートを使うよう定められています。
違反した場合は、罰則金なしの違反点数1点です。
↑の図は、チャイルドシートを正しく使った場合と、不使用の場合の致死率を比べたものです。
チャイルドシートをきちんと使うことで、子どもの命が助かります。
買いかえは手間ですが、今買ったらラストです!必ず体格に合ったジュニアシートを準備しましょう。
ジュニアシートはいつまで使うべきか
法律では6歳までとなっていますが、身長140cmになるまではチャイルドシートを使うことが推奨されています。(チャイルドシートはいつまで(何歳まで)必要?|JAFより)
なぜなら、シートベルトは身長140cm以上の体格に合うように設計されているからです。
140cm未満でシートベルトを使うと、事故が起きた際に↓のような危険があります。
- シートベルトが首にかかり、締まる。
- シートベルトがお腹にかかり、内臓が圧迫・損傷する。
- シートベルトからすり抜け、車外へ投げ出される。
3歳の子どもが使えるチャイルドシートの種類3つ
3歳の子どもが使用できるチャイルドシートは、全部で3種類あります。
- 1~11歳ごろ:幼児学童用チャイルドシート
- 3~11歳ごろ:学童用ハイバックジュニアシート
- 3~11歳ごろ※:ブースターシート
幼児学童用チャイルドシート
幼児学童用チャイルドシートは、1~11歳ごろまで使えるチャイルドシートです。
1歳から使えるチャイルドシートのデメリットとメリットは↓
「そろそろ3歳だけど、まだ落ち着いて座れないなぁ」というお子さんの場合は、無理してジュニアシートを買わずにしっかりホールドしてくれるチャイルドシートがおすすめです。
>>【2022】1歳からおすすめのチャイルドシート記事を参考にどうぞ。
↓最新の安全基準R129&ISOFIX固定のイチ押し
学童用ハイバックジュニアシート
学童用ハイバックジュニアシートは、3~11歳ごろまで使えるジュニアシートです。
3歳から使えるジュニアシートのデメリットとメリットは↓
チャイルドシートと同じく背もたれが付いているので、もしもの事故の際も衝撃を受け止めてくれます。
チャイルドシートと違い座席にジュニアシートを置いているだけなので、子どもが使わない時もシートベルトをします。地味に手間がかかります。
毎回のシートベルトが面倒な場合は、ISOFIX式がおすすめ。しっかり座席に固定されて安全性もUP。
ブースターシート
(※2017年以前に発売された商品は、旧安全基準のまま100cm・15kg以上が使用対象。違反にはなりません。)
ブースターシートは、6~11歳※ごろまで使える座面だけのシートです。
6歳から使えるチャイルドシートのデメリットとメリットは↓
子どもの身長をかさ上げして、安全にシートベルトが使えるようにするための補助いすの役割を果たします。
コンパクトで値段も約2,000~5,000円と安いので買いたくなりますが、体格によってはすり抜けたり、投げ出されたりしやすいです。
可能な限りジュニアシートを使うことをおすすめします。
次の項目からは、ジャンル別におすすめのジュニアシートを紹介していきます。
早く商品を比べたい人は、比較表をクリックして飛んでくださいね。
【R129&ISOFIX】イチ押しジュニアシート
最新の安全基準R129。ジュニアシートではほとんど適応がなく、値段は3万円以上するものが多いです。
そのR129が、なんと2万台で買えちゃうんです!「R129ってなんだろう?」という場合は安全基準って何?R44とR129の違いを参考にどうぞ。
「Joie アイ・トレバー/カトージ」
重さ:5.4kg
安全基準:R129/ISOFIX
アイ・トレバーのデメリットは、以下の1点です。
アイ・トレバーは、R129&ISOFIXのジュニアシートで一番安い!
ISOFIXでガッチリ固定されているので安定感があり、子どもが乗っていない時でも動きません。
ヘッドレストは10段階に調節できるので、子どもが大きくなっても頭をしっかり守ってくれますよ。
3歳以降のジュニアシートでは唯一、座面を前後に動かせます。
背が伸びても太ももをしっかりと支えることができるので、長時間ドライブでも子ども足が疲れにくいですよ。
質の良い折り生地を使っており、Joieではワンランク上のSignatureシリーズ。
- 最新の安全基準!
- R129&ISOFIXの中で一番安い。
- 横からの衝撃に強い。
- 座面を3段階で調節できる。
安全性と値段に妥協したくないなら、これで決まりなジュニアシートです。
【R129&ISOFIX】最新の安全基準ジュニアシート3選
最新の安全基準R129でISOFIX式。
下記3つのメーカーのジュニアシートを紹介します。
- チャイルドシート先進国・ヨーロッパのマキシコシ、サイベックス
- 日本メーカーのアップリカ
「マキシコシ コアプロアイサイズ」
年齢:3~11歳
重さ:6.1kg
安全基準:R129/ISOFIX
コアプロアイサイズのデメリットは、以下の2点です。
オランダのチャイルドシートブランド・マキシコシ。
4万円オーバーの高級ジュニアシートですが、極上の座り心地と安全性を保障します。
マキシコシはなんと、ジュニアシートの高さと幅が連動して広がります!
日本のジュニアシート(3歳以上)は高さのみの調節なので、成長後のフィット感が違ってきますよ。
シート部にベルトを通す出っ張りがなく、子どもでも間違えずにベルトを通せます。
上位モデルのコアプロは、座ると自動で22秒間ライトが付きます。夕方や暗い立体駐車場でも、子どもがベルトを差しやすいのは助かりますね。
時間制限もあるので、急いでシートベルトをしてくれるように…!
- 最新の安全基準!
- R129&ISOFIXで横からの衝撃にも強い。
- 手元ランプ付き。
- 高さと幅が広がる。
を求める場合にオススメ。
カラーバリエーションが多いのも魅力です。
↓「ほしいけど値段が…」という場合は、スタンダードモデルもおすすめ。
↓メッシュ生地&リクライニング付きもあります。
「サイベックス ソリューション Gi-FIX」
重さ:7.5kg
安全基準:R129/ISOFIX
ソリューションGi-Fixのデメリットは、以下の2点です。
ドイツの育児用品ブランド・サイベックス。
先進的なフォルムが特徴的で、頭部をガッチリ守ります。
マキシコシと同じく、シートの幅も調節できます。子どもの成長に合わせて、包み込むように守ってくれますよ。
ヘッドレストは3段階後ろに倒せるので、首カックンしにくいです。頭のフィット感がとてもいい。
- 最新の安全基準!
- R129&ISOFIXで横からの衝撃に強い。
- 頭のリクライニングあり。
- 高さと幅が広がる。
タイプがほしい人にピッタリです。
↓通気性が向上した最新モデル、お高め。
純正カップホルダー(別売)をあわせて買うと便利ですよ。
「アップリカ ライドクルーISOFIX」
重さ:5.0kg
安全基準:R129/ISOFIX
ライドクルーISOFIXのデメリットは、以下の1点です。
日本メーカー初のR129&ISOFIXジュニアシート!
モチモチの柔らかなクッションが、頭部への衝撃をやわらげてくれます。
座面はクッション性がとても良く、長時間のドライブでもお尻が痛くなりにくいです。
カップホルダー2個付き、開け閉めもスムーズ。
飲み物やおもちゃが収納できて、子どもの心を鷲づかみします!
背もたれありでもブースターシートでも使えるので、子どもの成長に応じて調整OK。
ISOFIX固定でシートもズレません。
- 最新の安全基準!
- R129&ISOFIXで横からの衝撃に強い。
- ブースターになる。
- カップホルダー付き。
を求める場合におすすめです。
【R129】コスパ良いジュニアシート2選
「R129がいいけど、もう少し安いジュニアシートないかな?」という場合におすすめのジュニアシートを2つ紹介します。
ISOFIX固定ではないですが、どちらも最新の安全基準R129です。
「アップリカ ライドクルー」
重さ:4.1kg
安全基準:R129/シートベルト
ライドクルーのデメリットは、以下の1点です。
上記で紹介したライドクルーISOFIXとの違いは2つのみです。
- ISOFIX固定できない。
- 頭部のマシュマロGキャッチがない。
ISOFIX固定はできませんが、最新の安全基準R129で横からの衝撃に強く作られています。
実際に頭部のクッションを触り比べましたが、そこまで大きな違いには感じませんでした。
ライドクルーISOFIXと価格差があるので、コスパを考えるとおすすめのジュニアシートです。
- 最新の安全基準。
- ISOFIXはなくてもいい。
- ブースターになる。
- カップホルダー付き。
「Joie アイ・トリロ(シェール)/カトージ」
重さ:4.4kg
安全基準:R129/シートベルト
アイ・トリロ(シェール)のデメリットは、以下の2点です。
上記で紹介したJoie アイ・トレバーの下位版で、大きな違いは4つです。
- ISOFIX固定できない。
- 生地の質感・高級感は下がる。
- 座面は伸びない。
- カップホルダー2個付き。
ISOFIXはないですが、最新の安全基準R129で横からの衝撃には強いです。
引き出しカップホルダーが2個ついていて便利。
Joie アイ・トレバーと価格差はあまりないので、わたしはISOFIX付きのJoie アイ・トレバーのほうがおすすめです。
- 最新の安全基準。
- ISOFIXはなくてもいい。
- カップホルダー付き。
【R44】人気のジュニアシート2選
ネット通販ショップで口コミ数が飛びぬけている2つを紹介します。
安すぎず高すぎずのちょうど良さが売りです。
「コンビ ジョイキッズムーバーエッグショック」
重さ:4.2kg
安全基準:R44/シートベルト
ジョイキッズムーバーエッグショックのデメリットは、以下の1点です。
おしゃれなフォルムで人気のジュニアシートです。
ベルトジャストフィッターで、肩幅に合わせてベルト位置を微調整できます。
座面だけの時もベルトポジショナーが付いており、シートベルト調整の不便さを和らげる工夫があります。
- 口コミ人気が高い。
- ブースター+ベルトポジショナー。
- 頭部にエッグショック。
- シートベルトの調整がしやすい。
タイプを求める人にピッタリです。
「エールベベ サラットハイバックジュニアクワトロ」
重さ:4.1kg
安全基準:R44/シートベルト
サラットハイバックジュニアクワトロのデメリットは、以下の2点です。
ベルトを通す輪の位置がやや高めで、身長が小さいうちはベルトが首にかかるリスクがあります。
通気性はピカイチで価格もリーズナブル、適応身長さえ守れば良い商品です。
- 口コミ人気が高い。
- ブースターになる。
- 通気性がいい。
ものを探している人におすすめします。
【R44】最軽量ジュニアシート1選
「リーマン ハイバックジュニアUN」
重さ:3.0kg
安全基準:R44/シートベルト
ハイバックジュニアUNのデメリットは、以下の1点です。
軽さに特化したジュニアシートです。
値段が安めでブースターにもなります。
- 持ち運ぶことが多い。
- 車への付け替えが多い。
場合に特におすすめです。
【R44】車好きにおすすめのジュニアシート1選
「レカロ J3 Neo」
重さ:5.8 kg
安全基準:R44/シートベルト
J3 Neoのデメリットは、以下の1点です。
車好きの憧れ、レカロシート。
1万円台で子どもをレカロに座らせられる、夢のようなジュニアシートです。
シックな黒で車内が引き締まりますね。
- ブースターになる。
- 車にこだわりがある。
- レカロのジュニアシートに座らせたい。
場合にぜひオススメです。
【R44】その他ジュニアシート2選
タイプ別のおすすめに入らなかったジュニアシート2つです。
「アップリカ エアライドAD」
重さ:4.9kg
安全基準:R44/シートベルト
エアライドADのデメリットは、以下の1点です。
ヘッドが深く、頭をしっかりと守ってくれます。
ドリンクホルダーもあり、ブースターにもなって良い商品です。
しかし、同じアップリカにエアグルーヴAD(1歳以降用)クリックで1歳用記事へがあります。ネット価格は2,000円ほどしか変わりません。
エアライドと見た目や機能はほぼ同じ&5点シートベルトなことを考えると、わたしだったらエアグルーヴを買います。
値段がちょっとネックな商品です。
「グレコ ジュニアプラスDX」
年齢:3~11歳
重さ:3.8kg
安全基準:R44/シートベルト
ジュニアプラスDXのデメリットは、以下の2点です。
メリットでもありますが、キャラものが多いので好みが分かれるジュニアシートです。
他のメーカーにないデザインなので、好きな絵柄があればグレコ一択!
深さのあるカップホルダー2個付きで、飲み物やおもちゃを収納OK!幅が42cmと一番コンパクトです。
ジュニアシートで唯一アームレストもあがります。ブースターでのベルトポジショナー機能も魅力的。
- かわいいデザイン。
- ブースター+ベルトポジショナー。
【比較表】全メーカーのジュニアシート一覧
全12商品それぞれを表にまとめました。
見比べてみましょう!
商品名 | 画像 | 安全基準 固定方法 | 幅×奥行×高さ 重さ | 特徴 | 商品リンク |
アイ・トレバー Joie | R129 ISOFIX | 56×52.5×63cm 5.4kg | ・座面前後調整可 ・ブースター× ・ISOFIX固定でズレない | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
アイ トリロ シェール Joie | R129 シートベルト | 54×45×62cm 4.4kg | ・ブースター× ・引き出し2個 | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
ライドクルー ISOFIX アップリカ | R129 ISOFIX | 50×46×63cm 5.0kg | ・ブースター〇 ・引き出し2個 ・ISOFIX固定でズレない | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
ライドクルー アップリカ | R129 シードベルト | 50×46×63cm 4.1kg | ・ブースター〇 ・引き出し2個 | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
JrプラスDX グレコ | R44 シートベルト | 42×48.5×68cm 3.8kg | ・ブースター〇 ベルトポジショナー機能あり ・引き出し2個 | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
ハイバック ジュニアUN リーマン | R44 シートベルト | 44.2×432×66cm 3.0kg | ・ブースター〇 | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
サラット ハイバック Jrクワトロ エールベベ | R44 シートベルト | 43×40.5×66cm 4.1kg | ・ブースター〇 ・通気性がいい | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
J3 Neo レカロ | R44 シートベルト | 46×50×66cm 5.8 kg | ・ブースター〇 ・ドリンクホルダーあり | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
ジョイキッズ ムーバーEG コンビ | R44 シートベルト | 45.5×46.5×67cm 4.2kg | ・ブースター〇 ベルトポジショナー機能あり ・ドリンクホルダーあり | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
エアライドAD アップリカ | R44 シートベルト | 44×44×66cm 4.9kg | ・ブースター〇 ・ドリンクホルダーあり | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
ソリューション Gi-FIX サイベックス | R129 ISOFIX | 59×40.5×59.5cm 7.5kg | ・ブースター× ・頭部リクライニングあり ・幅が広がる ・ISOFIX固定でズレない | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | |
コアプロ アイサイズ マキシコシ | R129 ISOFIX | 44×51×58.5cm 6.1kg | ・ブースター× ・ライト付き ・幅が広がる ・ISOFIX固定でズレない | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング |
- R129&ISOFIXなら、マキシコシかサイベックスかライドクルーISOFIX
- R129&コスパなら、ライドクルーかJoie アイ・トリロ(シェール)
- 最安値なら、グレコ ジュニアプラスDX
- ベルト調整の細やかさなら、コンビ ジョイキッズムーバーエッグショック
- 通気性なら、エールベベ サラットハイバックジュニアクワトロ
- 最軽量なら、リーマン ハイバックジュニアUN
- 車好きなら、レカロ J3 Neo
以上がおすすめです。わたしのイチ押しはJoie アイ・トレバー/カトージ!
最後に|ジュニアシートは体格がしっかりしてから使おう
そんな場合は、焦ってジュニアシートにする必要はないですよ。
ジュニアシートは車の3点シートベルトを使うので、チャイルドシートと比べるとどうしても子どもが抜け出しやすいです。
子どもの安全、運転者の安心のためにも、子どもの成長に合ったチャイルドシートを選んであげてくださいね。
↓1歳から11歳まで使えるチャイルドシートも紹介しています。参考にぜひ。
↓足置きがあると座席を蹴られにくくなりますよ。
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