「1歳から乗れるチャイルドシートがほしい!」
「安全性が高いものを探している」
「シートベルトとISOFIX、どっちがいいかな」
2台目のチャイルドシート選び、種類がたくさんあって大変ですよね。新生児用とは見た目もガラッと違っていて、よくわからず決めてしまうことも多いです。
ここでは、国交省の安全テストを受けた52種類のチャイルドシートのうち、1歳から使える19種類から厳選(2022年・2023年)。
- 固定タイプ別に知りたい
- 安全評価が高い
- 口コミが良い
ものを紹介していきます!
チャイルドシートを選ぶ前に知っておくべきこと2つ
どのチャイルドシートを買おうか悩む前に、まずは知っておくべき2つのことを説明します。
当ページの画像は独立行政法人自動車事故対策機構ナスバのチャイルドシートアセスメント/チャイルドシート安全比較BOOKより引用しています。※ikurakuマーク、引用記載、リンクがあるものは除く
チャイルドシートの義務期間は6年
道路交通法で0~6歳までの子どものチャイルドシート着用が義務です。
法律では6歳までですが、身長が140cmを越えるまでは使ったほうがいいと推奨されています。(チャイルドシートはいつまで使用すればいい?:JAF参照)
シートベルト式とISOFIX式がある
チャイルドシートには2種類の固定タイプがあります。
- ISOFIX(アイソフィックス)
- シートベルト
まずは自分の車がISOFIXに対応しているか、対応していないかを確認しましょう。
今回は1歳から使える19種類のチャイルドシートの中から、試験結果が良い&わたしがほしい!と思ったものを紹介します。
ISOFIX固定タイプ3選
車の座席とチャイルドシートの金具をつないで固定するタイプです。
3つ紹介していきますね。
イチ押し!R129&最軽量「コンビ ジョイトリップ アドバンス ISOFIX エッグショック SA」
わたしのイチ押しは、最高評価「優」のコンビ・ジョイトリップ アドバンス ISOFIX エッグショック SAです。
安全基準:R129
重量:7.3㎏
コンビ・ジョイトリップ アドバンス ISOFIX エッグショック SAのデメリットは、以下の1点です。
2段階で角度を調整できますが、子どもを座らせたままでは倒せません。
ただ寝にくい印象はなく、チャイルドシートを設置するときに倒しておけば問題ないです。
ジョイトリップ アドバンス ISOFIX エッグショック SAの1番の魅力は、最新の安全基準R129&最軽量!
なんと重さ7.3㎏!
10㎏超えは当たり前のISOFIXタイプの中で、一番軽いチャイルドシートです。
この重さなら、女性でも楽に設置できます。
折りたたんで収納することもでき、車中泊・カーシェアユーザーにも人気が高くなっています。
2つ目のメリットは、広い座面と乗せ降ろしのしやすさ。
サイドがスッキリしており、他のチャイルドシートよりも足元の空間が広くなっています。
ベビーシートの窮屈さがイヤな子どもも、ご機嫌で乗ってくれますね。
座面の高さも低いので、子どもが歩けるようになると1人で乗り降りできるメリットも。
- 最新の安全基準R129
- 最軽量7.3㎏
- 折りたたみ収納可
- ゆったりした座面
がほしい場合におすすめです。
さらに上位機種のジョイトリップ アドバンス plusには、追加で2つの特徴があります。
- 「ひらっくベルト」で乗せやすい
- 肩ベルトがより重厚で寝心地がいい
腰ベルトにバネが入っているように開くので、乗せやすさが全然違います。
「より乗せやすい機種がいい」場合には断然おすすめ!
サンシェードつきの最上位機種もあります。
ショップによってはジョイトリップ アドバンス premiumのほうが安くてお得ですよ。
R129&リクライニング「アップリカ フォームフィットISOFIX セーフティープラスAB」
最高評価「優」判定の、アップリカ・フォームフィットISOFIX セーフティープラスABです。
安全基準:R129
重量:13.2kg
アップリカ・フォームフィットISOFIX セーフティープラスABのデメリットは、以下の1点です。
他のチャイルドシートと比べると、座席の高さがありサイドがしっかりしています。
子どもが小さいうちは乗り降りが少し難しいですが、慣れたらフィット感がとても良いです。
フォームフィットISOFIX セーフティープラスABの一番の魅力は、最新の安全規則R129&リクライニング機能!
サイドシールドがついており、横からの衝撃により強くできています。
そして注目は、1歳以降用のチャイルドシートには珍しいリクライニング機能付き!
飛行機のエコノミークラスのように座面が前にスライドしてリクライニングできるので、車の座席に干渉せずに倒すことができます。
ドライブ中に子どもが寝てしまっても、子どもを乗せたままリクライニングできてとっても便利ですよ。
2つ目のメリットは、成長に合わせて縦にも横にも広がる「ぐんぐん成長レバー」。
どのチャイルドシートも縦には伸びますが、横幅が広がる(最大4.5cm)タイプは珍しいです。
身長135cmまで、しっかり体格にフィットして守ってくれますね。
マグネット式のベルトホルダーが付いており、座らせやすい工夫もあります。
- 最新の安全基準R129
- リクライニング機能
- フィット感No.1
が希望であれば、フォームフィットISOFIX セーフティープラスABがおすすめです。
※公式オンラインショップはありません。
座らせやすさNo.1「エールベベ パパット2」
最高評価の「優」、エールベベ・パパット2です。
安全基準:R44
重量:10.0kg
エールベベ・パパット2のデメリットは、以下の2点です。
100~120度の間で座席に合うようにできており、角度が急に感じることはありません。
パパット2の1番の魅力が、エールベベ独自の「ジャンピングハーネス」機能!
肩ベルトがビョン!と跳ね上がってくれるので、子どもの乗せ降ろしがとても楽。
時間のない朝にイライラすることがなくなりますよ。
パパット2は座面も低いので、子どもが歩けるようになると1人で乗り降りできます。
背もたれと座面が分離でき、ブースタータイプ(座る部分だけ)で使えて車内スッキリ!
- 肩ベルトが通しやすい。
- ブースターになる。
タイプがほしい場合にバッチリです。
↓【追記】2023年4月に、R129適合の新製品・パパットRがでました!
パパット2よりも、さらに横からの衝撃に強くなっています。
今から買うなら、新世代の安全基準R129をおすすめします。
【比較表】ISOFIX3商品
ISOFIX式で紹介した3商品の比較表です。
商品名 | ジョイトリップ アドバンスISOFIX エッグショックSA | フォームフィット SOFIXセーフティープラスAB | パパット2 |
画像 | |||
適応年齢 | 1~11歳 | 1~10歳 (身長135cmまで) | 1~11歳 |
カラー | |||
アセスメント評価 | 優 | 優 | 優 |
安全基準 | R129 | R129 | R44 ※パパットRはR129 |
頭部衝撃吸収 | エッグショック | マシュマロGキャッチ | 3層ヘッド プロテクション |
座らせやすさ | × ※アドバンス plusはひらっくベルト | マグネット式ホルダー | ジャンピングハーネス |
リクライニング | × (2段階で沿う) | ムービングシート | × (100~120度で沿う) |
その他の特長 | 重さ:7.3㎏ 折り畳める | 重さ:13.2㎏ ぐんぐん成長レバー | 重さ:10㎏ ブースターになる |
商品リンク | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング |
- R129で軽量&折りたたみならジョイトリップ アドバンス ISOFIX エッグショック SA
- R129でフィット&リクライニングならフォームフィットISOFIXセーフティAB
- 乗せやすさ&ブースターならパパット2
がおすすめです。
↓R44とR129のくわしい違いについてはこちら
シートベルト固定タイプ4選
シートベルトを使って固定するタイプを4つ紹介します。
値段はISOFIXと比べると安めで、ほとんどの車に付けることができます。
ただし、2023年より安全基準がR44からR129へ移行したので、在庫限りの販売です。ほしい場合は早めの購入をおすすめします!
頭をしっかり守る「アップリカ エアグルーヴAD」
高評価「良」のアップリカ・エアグルーヴADです。
安全基準:R44
重量:5.4kg
アップリカ・エアグルーヴのデメリットは、以下の1点です。
ヘッドと側面が深めに作られており、もしもの事故のときでも頭をしっかり守ってくれる作りになっています。
頭の部分は上下に動き、大きくなってもしっかり保護してくれます。
ヘッドに肩ベルトガイド(↑画像赤い部分)がある点もGOOD、車のシートベルトを使うようになっても調整しやすいです。
ブースターシートとしても使えるので、長い期間子どもを守ってくれますよ。
- 頭部をしっかり守る。
- 大きくなったら座面だけでゆったり使える。
- ドリンクホルダーがついてる。
タイプを使いたい場合にピッタリです。
↓最新機種はAEです。座面と背もたれのつなぎ目にシートが延長されました。
※公式オンラインショップはありません。
超軽量「日本育児 トラベルベストECプラス」
高い評価の「良」、日本育児・トラベルベストECプラスです。
安全基準:R44
重量:2.9kg
日本育児・トラベルベストECプラスのデメリットは、以下の3点です。
全体的に薄く、遠距離ドライブにはあまり向きません。
しかし一番の特長はそのコンパクトさ!
1歳から使えるチャイルドシートでは最軽量2.9kgで、とっても軽いです。
折り畳んで運べるので、トランクやキャリーケースにも入れられます。
幅34×高さ54-59×奥行き30cm
折りたたみ時:幅34×高さ55×奥行き19cm
大きなチャイルドシートは設置できない3列シートの中央座席でも、トラベルベストECプラスなら3点シートベルトがあれば設置OK。1列に3台置けますよ。
- レンタカーやカーシェアリングで使いたい。
- 旅先に持っていきたい。
- 普段は使わないからコンパクトに片づけたい。
普段使いしないユーザーにおすすめです。
↓日本育児公式オンラインショップはこちら
eBaby-Select
イチ押し「ロングフィット3/リーマン」
まずは幼児用シートベルト固定部門で唯一、最高評価「優」のリーマン・ロングフィット3です。
安全基準:R44
重量:4.6kg
リーマン・ロングフィット3のデメリットは、以下の2点です。
リクライニングがついていないので、寝ると首がカックンします。寝にくそうな印象です。
しかし、これ1台で1~11歳まで使えるロングユース、控えめに言って神。
コスパ・安全性の面で間違いなく1位です。
軽くて女性でも軽々と持てます。
- 付け替えが多い。
- コスパがいい。
- 近距離使用が多い。
- 将来的にブースターで広々使いたい。
人におすすめです。
わたしは子どもが2歳のときにロングフィット3を買って、4歳の今も使っています。とても気に入っている商品です。
寝やすい「エールベベ スイングムーンプレミアムS」
評価の高い「良」判定、エールベベ・スイングムーンです。
安全基準:R44
子どもの寝やすさに特化したチャイルドシートで、3段階のリクライニングができます。運転席からも片手でラクにリクライニングできるので、運転中に子どもが寝てしまってもOK。
デメリットは、幼児用チャイルドシートにしては重いことぐらいでしょうか。
- 遠出をすることが多い。
- ぐっすり眠ってほしい。
人にはピッタリです。リクライニングいいなぁ…!
ISOFIX・シートベルト兼用タイプのおすすめはなし
幼児用・学童用の部門で、ISOFIXとシートベルトの兼用タイプは3つあります。
- ハーネスジュニアISOFIX/クレイドル
- J1Duo/レカロ
- ハーネスジュニアFIX-BR/スマートエンジェル
ただ残念なことに、1歳以降の兼用タイプでは、シートベルト固定での評価はすべて「推奨せず」でした。
兼用タイプは買わずに、必要になったときに追加で買うことをおすすめします。
最後に|1歳からのチャイルドシートは安全性を考えて選ぼう
ISOFIX式もシートベルト式も、正しく使えばどちらも安全性は変わりません。
しかしチャイルドシートの安全基準はR44からR129へ、より進化しています。使い勝手と安全性がいいものを選んでくださいね。
↓3歳だったらジュニアシートもおすすめです!
↓足置きがあると1人で乗り降りできるようになりますよ。
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