「1歳から乗れるチャイルドシートがほしい!」
「安全性が高いものを探している」
「シートベルトとISOFIX、どっちがいいかな」
2台目のチャイルドシート選び、種類がたくさんあって大変ですよね。新生児用とは見た目もガラッと違っていて、よくわからず決めてしまうことも多いです。
ここでは、国交省の安全テストを受けた48種類のチャイルドシートのうち、1歳から使える18種類から厳選。
- 固定タイプ別に知りたい
- 安全評価が高い
- 口コミが良い
ものを紹介していきます!
チャイルドシートを選ぶ前に知っておくべきこと2つ
どのチャイルドシートを買おうか悩む前に、まずは知っておくべき2つのことを説明します。
当ページの画像は自動車アセスメント| 自動車総合安全情報 – 国土交通省のチャイルドシートアセスメント/チャイルドシート安全比較BOOK 2022.3版より引用しています。※ikurakuマーク、引用記載、リンクがあるものは除く
チャイルドシートの義務期間は6年
道路交通法で0~6歳までの子どものチャイルドシート着用が義務です。
法律では6歳までですが、身長が140cmを越えるまでは使ったほうがいいと推奨されています。(チャイルドシートはいつまで使用すればいい?:JAF参照)
シートベルト式とISOFIX式がある
チャイルドシートには2種類の固定タイプがあります。
- ISOFIX(アイソフィックス)
- シートベルト
まずは自分の車がISOFIXに対応しているか、対応していないかを確認しましょう。
今回は1歳から使える18種類のチャイルドシートの中から、試験結果が良い&わたしがほしい!と思ったものを紹介します。
ISOFIX固定タイプ3選
車の座席とチャイルドシートの金具をつないで固定するタイプです。3つ紹介していきますね。
イチ押しは「エールベベ パパット2」
最高評価の「優」、エールベベ・パパット2です。R44適合。
参考小売価格:40,700円(税込)
ネット価格:約32,000円(税込)
エールベベ・パパット2のデメリットは、以下の2点です。
チャイルドシートモードのベルト調整がやや固いです。
ただし、その欠点を帳消しにしてくれるのが、エールベベ独自の「ジャンピングハーネス」機能!
パパット2は座面も低いので、子どもが歩けるようになると1人で乗り降りできます。
背もたれと座面が分離でき、将来的にはブースタータイプ(座る部分だけ)で使える点にも注目!車内スッキリ!
本体の重さは10㎏。ISOFIXのなかでは軽めなので、付け替えもしやすいです。
- 長い期間使える。
- 子どもが乗り降りしやすい。
- ブースターになるタイプ。
がほしい場合にバッチリです。
横幅広がる「アップリカ フォームフィットAB」
最高判定の「優」、アップリカ・フォームフィットABです。前項パパット2のライバル的な存在で、R44適合。
参考小売価格:40,700円(税込)
ネット価格:約36,000円(税込)
アップリカ・フォームフィットABのデメリットは、以下の点です。
座面だけに分離はできないので、大きくなっても存在感があります。
しかし、ぐんぐん成長レバーでサイドが広がるので1~11歳にかけてフィットして使えます。
ヘッドを動かすと本体の横幅が最大4.5cm広がります。見た目はあまり変わりません。
レバーが少し動かしづらいですが、頻繁に上げ下げするものではないのでOK!
フォームフィットABのもう一つの特長がムービングシート。
飛行機のエコノミークラスのように座面が前にスライドしてリクライニングでき、車の座席に干渉せずに倒すことができます。
- ロングユース。
- 座席横のクッションで座り心地UP。
- リクライニングあり。
タイプにおすすめです。
↓新製品にフォームフィットACもありますが、フォームフィットABとの違いはカラーと、座面横のクッションが減った点です。黒が好き!などなければABをおすすめします。
取り付け可能車種の確認はこちら
※公式オンラインショップはありません。
R129適合「アップリカ フォームフィットISOFIX セーフティープラス」
最高評価「優」判定の、アップリカ・フォームフィットISOFIX セーフティープラスです。
前項のフォームフィットABと見た目はほぼ同じですが、R129適合のチャイルドシートとなります。
参考小売価格:43,450円(税込)
ネット価格:約38,000円(税込)
アップリカ・フォームフィットISOFIX セーフティープラスのデメリットは、以下の2点です。
実は、フォームフィットABとほぼ変わらないです。
フォームフィットISOFIX セーフティープラスは最新の安全規則・R129なので、その分値段が少し高めになっています。
その他の変更点は2つあります。
1つ目。ヘッドレスト左右だけでなく、中央にも衝撃吸収材が追加されました。
2つ目。ベルトホルダーがマグネット式です。
エールベベのジャンピングハーネスとまではいきませんが、座らせやすい工夫があります。
- 側面からの衝突に強い。
- 頭の衝撃吸収力UP。
- 座らせやすい。
ものが希望であれば、R129適合がおすすめです。
※公式オンラインショップはありません。
比較表:ISOFIX3商品
ISOFIX式で紹介した3商品、ちょっと似ていてわかりづらいので比較表を作りました。
商品名 | パパット2 | フォームフィットAB | フォームフィット SOFIXセーフティープラス |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
参考小売価格 | 40,700円(税込) | 40,700円(税込) | 43,450円(税込) |
ネット価格 | 約32,000円(税込) | 約32,000円(税込) | 約38,000円(税込) |
年齢 | 1~11歳 | 1~11歳 | 1~10歳 |
安全基準/ アセスメント評価 | R44/優 | R44/優 | R129/優 |
頭部衝撃吸収 | 3層ヘッド プロテクション | 左右に マシュマロGキャッチ | 左右+中央に マシュマロGキャッチ |
座らせやすさ | ジャンピングハーネス | × | マグネット式ホルダー |
リクライニング | × (100~120度で沿う) | ムービングシート | ムービングシート |
その他の特長 | 重さ:10㎏ ブースターになる | 重さ:12.4㎏ ぐんぐん成長レバー | 重さ:13.2㎏ ぐんぐん成長レバー |
商品リンク | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング | Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング |
- 乗せやすさ&ブースターならパパット2クリックで戻ります
- リクライニング&横幅が広がるならフォームフィットAB
- R129ならフォームフィットISOFIXセーフティ
がおすすめです。
↓R44とR129のくわしい違いについてはこちら
シートベルト固定タイプ4選
シートベルトを使って固定するタイプを4つ紹介します。
値段はISOFIXと比べると安めで、ほとんどの車に付けることができます。
イチ押しは「ロングフィット3/リーマン」
まずは幼児用シートベルト固定部門で唯一、最高評価「優」のリーマン・ロングフィット3です。
参考小売価格:22,000円(税込)
ネット価格:約20,000円(税込)
リーマン・ロングフィット3のデメリットは、以下の2点です。
リクライニングがついていないので、寝ると首がカックンします。寝にくそうな印象です。
しかし、これ1台で1~11歳まで使えるロングユース、控えめに言って神。
コスパ・安全性の面で間違いなく1位です。
軽くて女性でも軽々と持てます。
- 付け替えが多い。
- コスパがいい。
- 近距離使用が多い。
- 将来的にブースターで広々使いたい。
人におすすめです。
わたしは子どもが2歳のときにロングフィット3を買って、4歳の今も使っています。とても気に入っている商品です。
↓詳しいレビューはこちら
頭をしっかり守る「アップリカ エアグルーヴAD」
高評価「良」のアップリカ・エアグルーヴADです。
参考小売価格:20,900円(税込)
ネット価格:約17,000円(税込)
アップリカ・エアグルーヴのデメリットは、以下の2点です。
ヘッドと側面が深めに作られており、子どもは外の景色を見づらいです。
しかし一方で、もしもの事故のときでも頭をしっかり守ってくれる作りになっています。
頭の部分は上下に動き、大きくなってもしっかり保護してくれます。
ヘッドに肩ベルトガイド(↑画像赤い部分)がある点もGOOD、車のシートベルトを使うようになっても調整しやすいです。
- 頭部をしっかり守る。
- 大きくなったら座面だけでゆったり使える。
- ドリンクホルダーがついてる。
タイプを使いたい場合にピッタリです。
↓最新機種はAEです。座面と背もたれのつなぎ目にシートが延長されました。
※公式オンラインショップはありません。
カーシェアに「日本育児 トラベルベストECプラス」
高い評価の「良」、日本育児・トラベルベストECプラスです。
参考小売価格:14,300円(税込)
ネット価格: 約9,200円(税込)
日本育児・トラベルベストECプラスのデメリットは、以下の3点です。
全体的に薄いので、長時間のドライブには向きません。
座面が低く景色は楽しめませんが、子どもが一人で座れるメリットは大きいです。
そして一番の特長はそのコンパクトさ!2.9kgでとっても軽いです。
幅34×高さ54-59×奥行き30cm
折りたたみ時:幅34×高さ55×奥行き19cm
折りたためるので、トランクやキャリーケースに入れて運ぶこともできます。
大きなチャイルドシートは設置できない3列シートの中央座席でも、トラベルベストECプラスなら3点シートベルトがあれば設置OK。1列に3台置けます。
- レンタカーやカーシェアリングで使いたい。
- 旅先に持っていきたい。
- 普段は使わないからコンパクトに片づけたい。
普段使いしないユーザーにおすすめです。
eBaby-Select
寝やすい「エールベベ スイングムーンプレミアムS」
評価の高い「良」判定、エールベベ・スイングムーンです。
参考小売価格:30,250円(税込)
ネット価格:売り切れ
子どもの寝やすさに特化したチャイルドシートで、3段階のリクライニングができます。運転席からも片手でラクにリクライニングできるので、運転中に子どもが寝てしまってもOK。
デメリットは、幼児用チャイルドシートにしては重いことぐらいでしょうか。
- 遠出をすることが多い。
- ぐっすり眠ってほしい。
人にはピッタリです。リクライニングいいなぁ…!
ISOFIX・シートベルト兼用タイプのおすすめはなし
幼児用・学童用の部門で、ISOFIXとシートベルトの兼用タイプは3つあります。
- 「ハーネスジュニアISOFIX/クレイドル」
- 「J1Duo/レカロ
」
- 「ハーネスジュニアFIX-BR/スマートエンジェル
」
ただ残念なことに、1歳以降の兼用タイプでは、シートベルト固定での評価はすべて「推奨せず」でした。
ですので兼用タイプは買わずに、必要になったときに追加で買うことをおすすめします。
「でもちょっとしか使わないんだよなぁ」という場合もありますよね。実はチャイルドシートって借りることもできるんですよ。
チャイルドシートはレンタルもできる!
「買ってダメだったらいやだな」という人は、ぜひレンタルで試してみましょう。
買うよりも圧倒的に安くすみますし、1週間からレンタルできるので安心。
最短翌日、遅くとも翌々日には届く(北海道は除く)ので、すぐにお試しできます。
見てみるだけでも楽しいですよ。
最後に|シートベルトとISOFIX、生活に合ったほうを選ぼう
シートベルト式もISOFIX式も、正しく使えばどちらも安全性は変わりません。
自分たちの生活に合わせて、より使い勝手がいいものを選んでくださいね。
↓3歳だったらジュニアシートもおすすめです!
↓足置きがあると1人で乗り降りできるようになりますよ。
コメント