「立ち合い出産の時の男性の役割を知りたい」
「なにを準備してたらいい?」
立ち合い出産で旦那にできることある?ってちょっと悩んじゃいますよね。
よく「出産では男性は無力」と言いますが、何もできないわけじゃありません!
・立ち合い出産中に男性ができること。
・立ち合い出産中にしちゃダメなこと。
↑について知ってるか知らないかで、立ち合い出産の心構えが変わってきます。夫婦で共有して、出産を乗り越えましょう!
陣痛とは?
赤ちゃんを体の外に出すために、子宮が伸びたり縮んだりすることです。
縮むときに激しく痛みますが、ずっと痛いわけではなく数分おきに痛みをくり返します。
陣痛はどんな感じの痛み?
私の場合は「腰にトラックが突っ込んでくるような痛み」でした!
ちなみに陣痛が進んでくると、痛み以外にもいきみたいのを我慢しないといけないです。
例えるなら
みたいな感じです。…大丈夫、いつか終わります。
↓個人的な感想だと「つわりの方がイヤ」
分娩室に必要な持ち物
・テニスボール
・撮影できるもの
↑の3つは忘れないように分娩室に持ち込みましょう。私は「カメラとビデオ」をロッカーに片づけていたんで、出産後の撮影がすぐにできず無念でした。
あとは長期戦に備えて
・うちわ、フェイスタオル
なんかもあると、ばっちぐーです。
↓入院中にあると良いものについてはこちら
陣痛・出産中にするべきこと3つ
ここからは旦那さんのお仕事です、全部で3つ!
飲み物を飲ませる
100均でペットボトルのストローキャップを用意しておいて、口元に運んであげましょう。
「飲みたい」と言われたらすぐです。
気分は敏腕マネージャー!よろしくお願いします!
言われる場所をさする
陣痛中は奥さんが好む場所をさすってあげてください。
人や陣痛の進みによってさする場所は変わります(赤ちゃんが出口に進むにつれて痛む場所は下がってくるため)が、だいたいはお腹や腰になるかと思います。
さすってほしい場所を伝える余裕もないので、どうにかいいところを見つけてあげてください。
とっっっても励みになる&少し痛みが和らぎます。
尾骨(肛門の上)を押す
筋肉の見せどころです!
テニスボールでも拳でもなんでもいいので尾骨をあらん限りの力で押してください!
私の時は実母と夫が、全力で腰さすり&尾骨押しをしてくれました。全力です。
出産が近づいてくると、赤ちゃんがだんだんと降りてきます。陣痛の発作に合わせて、尾骨に圧がかかって激痛が走ります。
赤ちゃんからの圧に負けないように1点集中で押してください。
コツは肛門の気持ち上(尾骨)を、正中線からずれない方向にまっすぐに、力のベクトルは頭方向です。
なんか違えば「ちがう!!!」と怒号が飛びます、怒らず焦らずに要求に答える努力をしてあげてください。
私は「ベクトル上ぇ゛!!!」と叫びました(笑)。
出産前に2人で確認しておくと手際は段違いにいいです、1度練習をおすすめ。
陣痛・出産中のNG行動4つ
絶対にやっちゃダメなこと4つです、今後に関わるので特に注意してください。
無駄に話しかける
陣痛中の奥さんは手負いの獣です、余計なことは話しかけないこと。
間違っても和ませようと冗談を言ったりはしないでください。殺意がわきます。
臭いのする物を食べるor飲む
立ち会い出産の場合、旦那さんは奥さんの頭側で出産の時を待つことが多いです。
臭いがするとですね、「私はこんなに死にそうに頑張ってるのに、こいつ(←失礼)は餃子食べやがったな…!!」みたいな気持ちになります。気をつけてあげてください。
1人でスヤスヤ寝る
陣痛がはじまり病院に到着したら、寝ちゃダメです。
陣痛で苦しんでる真横でぐっすり眠られた日には、正直夫婦関係にヒビどころの騒ぎではないです。
だからといって別室でぐっすりなんてのもダメです、命がけの人を1人にしないでください心細い。
24時間くらいはどうか徹夜で頑張ってください。それを越えると奥さんも疲れ果てて陣痛の合間の数分間は寝てしまうので、その時に一緒に寝てください。
先に奥さんが入院になってる場合は、病院にかけつける前にちょっと仮眠して行くのもアリだと思います。
視界に入る場所でスマホを触る
絶対に奥さんの視界に入る場所で触らないでください、絶対です。
ゲームなんてしてる日には叩き割ってやろうか!!って気持ちになります。
奥さんが助産師さんから内診(お産の進み具合を診る)を受ける時は部屋から出されるので、その時間だけ触ってくださいね。
最後に|産前産後の恨みは一生、感謝も一生
立ち会い出産は壮絶ですが、恨むも感謝するも夫次第です。
上で書いたことを予備知識として持ってるだけで、立ち回りはだいぶ違ってくるはず!
ただし個人差があるので、自分の気持ちに従ってくださいね。
少しでもお役に立てたらうれしいです、がんばってください!
↓出産の準備リストについてはこちら
コメント
夫は第三子にしてはじめての立ち会い時、ずっと飲み物のボトルの水滴を拭く係をやってました。
緊張しすぎている夫と、無言で痛み我慢する派のわたしで静かすぎるお産に助産師さんがびっくりしてました。
16年前です^ ^
ココさんこんにちは!
コメント嬉しいです、ありがとうございます。
すみません、思わず噴き出してしまいました(笑)旦那さん…!!
ずっと記憶に残る思い出ですね。その時の赤ちゃんは16歳、感慨深いです。