「新生児用のチャイルドシートがほしい」
「ISOFIX?シートベルト?なにを選んだらいいの?」
「安全性がより高いものから探したい」
もしも事故にあってもかわいい我が子を守ってくれる、安全性の高いチャイルドシートを探していませんか?
ここでは、国土交通省の安全テストを受けた48種類のチャイルドシートのうち、新生児から使える30種類から厳選!
- 固定タイプ別:ISOFIX・シートベルト・両方使える兼用タイプクリックで飛びます
- 安全評価が高い
- 口コミが良い
ものを、安全評価とあわせて紹介していきます。
新生児にチャイルドシートが必要な理由
「なぜチャイルドシートがいるの?」という疑問について、簡単に説明します。
当ページの画像は自動車アセスメント| 自動車総合安全情報 – 国土交通省のチャイルドシートアセスメント/チャイルドシート安全比較BOOK 2022.3版より引用しています。※ikurakuマーク、リンクがあるものは除く
6歳未満はチャイルドシートの使用が義務
道路交通法では、産まれたばかりの赤ちゃんも必ずチャイルドシートを使うよう決まっています。
0歳~6歳まではチャイルドシート着用が義務です。
違反した場合は罰則がある
子どもが6歳未満でチャイルドシートを使っていなかった場合は、道路交通法違反として違反点数1点が加点されます。
罰則金はありませんが、子どもの命を守るためには重要です。
↑の図では、チャイルドシートをきちんと使った場合と不使用の場合の致死率を比べています。
車内でわが子を守れるのはチャイルドシートだけです、退院前に必ず準備しましょう。
新生児向けチャイルドシートの選び方
チャイルドシートを選ぶ際に、必ず知っておきたいことが2つあります!
固定タイプはISOFIX式かシートベルト式
チャイルドシートには2種類の固定タイプがあります。
- ISOFIX(アイソフィックス)
- シートベルト
まずは自分の車が、ISOFIXに対応しているかどうかを確認しましょう。
安全基準マーク(Eマーク)を確認
チャイルドシートの裏や横にひっそりと貼られたシール、これが安全基準マークです。
このシールがあれば、国が認めた安全なチャイルドシートと言えます。
チャイルドシートには2つの安全基準があります。
- R44:旧安全基準
- R129:新安全基準
R129のほうがより最新の安全性能ですが、R44でも大丈夫です。
↓Eマークについて詳しく知りたい場合はこちら
今回は新生児用のチャイルドシート30種類の中から、試験結果が良い&わたしがほしい!と思ったものを紹介します。
ISOFIX固定タイプ/新生児用チャイルドシート5選
まずは、ISOFIX(車の座席にある金具と、チャイルドシートの金具をつないで固定)タイプを5つ紹介します。
大きなメリットは、安全性の高さです。
イチ押しは「アップリカ フラディアグロウISOFIX セーフティープラスプレミアム」
「良/優/良」と高評価の、アップリカ・フラディアグロウISOFIXセーフティープラスプレミアムです。
乗せ降ろししやすい回転タイプ。最新の安全基準R129適合です。(「R129ってなに?」という場合はR44とR129の違いとチャイルドシートを選ぶ基準3つを参考にしてください。)
参考小売価格:80,300円(税込)
ネット価格:約64,000円(税込)
フラディアグロウISOFIXセーフティープラスプレミアムのデメリットは1点です。
重量15.4kgとトップクラスの重さがあります。
付け替えが頻繁にある場合は、この後紹介する↓の2台がおすすめです!
- 12.2kg:クルムーヴ スマートISOFIX/コンビ クリックで飛びます
- 12.0kg:レスティロISOFIX/リーマン
では、フラディアグロウISOFIXの特徴を見ていきましょう。
1番の注目ポイントは、平らなベッド型として使える点です。※身長70cmまで
ベッド型(横向き)のチャイルドシートは、安全面で作るのは難しいとされてきました。
ですが、最新の安全基準R129に適合。アップリカ独自の商品です。
赤ちゃんの頭を車の中心に置くことで、前後左右の衝撃からしっかり守ってくれます。両サイドのプロテクターもがっちり!
- 新生児の赤ちゃんをリラックスして乗せたい。
- フラットタイプがいい。
- 回転式がいい。
- R129がいい。
人にはこれ一択です!
「値段がちょっと高い…」という場合は、ワンランク下げたフラディアグロウISOFIXセーフティプラスもおすすめ。
違いは5点のみ。商品の違いについては↓の表を参考にしてください。
フラディアグロウ ISOFIX | セーフティープラスプレミアム | セーフティープラス |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
参考小売価格 | 80,300円(税込) | 73,700円(税込) |
ネット価格 | 約65,000円(税込) | 約60,000円(税込) |
日よけ | 長い/紫外線99%カット | 短い/紫外線96%カット |
日よけ覗き窓 | 2つ | 1つ |
肩パットカバー | 〇 | × |
足乗せ | 〇 | × |
ベルトホルダー | マグネット式 | 輪っか式 |
商品リンク | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング |
※公式オンラインショップはありません。
W優「クルムーヴ スマートISOFIX/コンビ」
ISOFIXタイプで唯一の最高評価「優/優」、コンビ・クルムーヴ スマートISOFIXです。R44適合。
参考小売価格:66,000円(税込)
ネット価格:約58,000円(税込)
クルムーヴ スマートISOFIXのデメリットは1点です。
メリットでもありますが、他のチャイルドシートと比べて小さめです。子どもが大きくなると少し手狭な印象を受けます。
しかし他のチャイルドシートと比べて圧迫感が少ないので、軽自動車ユーザーに特におすすめです。
シートは360度回転、赤ちゃんの乗せ降ろしがとってもラク!
ターン用とリクライニング用のボタンが同じ場所にあり、操作も簡単です。
- チャイルドシートアセスメント評価が1番良い。
- コンパクトでしっかり守ってくれる。
- 回転式がいい。
という人におすすめです。
最上位機種「THE S plus ISOFIX エッグショック ZD/コンビ」
高い評価「良/良」、コンビ・THE S plus ISOFIX エッグショックです。
2023年現在のチャイルドシートで1番グレードの高い機種で、最新の安全基準R129に適合しています。
参考小売価格:85,800円(税込)
ネット価格:約82,500円(税込)
THE S(ザ・エス)plus ISOFIX エッグショックのデメリットは1点です。
特徴から見ていきます。
大きなポイントは、椅子と設置台がセパレートできる点です。
ISOFIXタイプのチャイルドシートはどれも重く、運ぶのが大変です。
ですがコンビのTHE S(ザ・エス)は分割できるから、運びやすい&狭い車内でも固定がしやすい!
暑さや寒さが厳しい季節でも座席を室内に置いておけるので、赤ちゃんも快適に過ごすことができます。
イスは360度回転し、ターンがとってもスムーズ!
コンビ独自のエッグショック(卵を落としても割れないクッション)で赤ちゃんをしっかり守ってくれます。
- 最上級のチャイルドシートに座らせたい。
- 楽に設置したい。
- 回転式がいい。
- R129適合。
を求める人にピッタリです。
ただし、最上位機種なのでお値段もトップクラス。
ほしいけれどもう少し安いものを選びたい場合は、ワンランク下げたスタンダードモデルのTHE S ISOFIX エッグショック ZDもおすすめ!
違いは4点のみ。商品の違いについては↓の表を参考にしてください。
THE S | プレミアムモデル | スタンダードモデル |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
参考小売価格 | 85,800円(税込) | 79,200円(税込) |
ネット価格 | ↑とほぼ変わらず | ↑とほぼ変わらず |
エッグクッション | 頭部+座面の左右 | 頭部のみ |
インナークッション の通気性 | ◎ | 〇 |
日よけ覗き窓 | 2つ(カバーあり) | 1つ(カバーなし) |
肩ベルトカバー | なめらか素材 | ニット素材 |
商品リンク | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング |
↓公式の楽天ストアはこちら
コンビ公式楽天市場店
乗せ降ろしNo.1「エールベベ クルット6i」
高評価「良/良」のエールベベ・クルットシリーズです。
回しやすさにこだわった日本製のチャイルドシートです。R44適合。
参考小売価格:75,900円(税込)
ネット価格:約55,000円(税込)
クルットシリーズのデメリットは2点です。
クルットシリーズには4i・5i・6iの3つの種類があり、それぞれにグレードが2つあります。
グレードの違いは大きく3つです。
簡単にいうと、幌が大きくなってフルカバーになり、クッションふかふか&通気性がより良くなったのがグランスです。
次にシリーズ3種類を紹介します。
シリーズ/発売 | 6i/2021年 | 5i/2018年 | 4i/2017年 |
画像 グレードはプレミアム | ![]() | ![]() | ![]() |
参考小売価格 グランス | 66,000円(税込) | 75,900円(税込) | ー |
参考小売価格 プレミアム | 49,500円(税込) | 70,400円(税込) | 49,280円(税込) |
ジャンピングハーネス | 〇 | 〇 | × |
側面の強さ | ◎ | 〇 | 〇 |
その他 | ※上位モデルのみ新生児 クッションの通気性UP | ||
商品リンク 上位モデル | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング | 在庫なし |
商品リンク 普通モデル | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング | 楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング |
クルットシリーズは4iが基本ベースになっており、5i、6iはプラスαの機能がついています。
在庫によって上位機種と価格が入れ替わったりするので、値段と性能を比べて選びましょう!
どのシリーズもクルッと回りますが、肩ベルトが跳ね上がるのは6iと5iだけです。
このジャンピングハーネス機能はエールベベ独自のもので、乗せやすさが圧倒的に違います!
- コスパ重視なら4i
- 乗せ降ろしのしやすさなら6iか5i
を選べば間違いありません!
軽量&分離「レスティロISOFIX/リーマン」
高い評価「良/優」のリーマン・レスティロISOFIXです。R44適合。
参考小売価格:58,300円(税込)
ネット価格:約36,000円(税込)
レスティロISOFIXのデメリットは2点です。
新生児用のISOFIXタイプとしては珍しく、回転式ではないです。その分値段は安めで高級感は控えめです。
予算に余裕がある人は、1万円ほど追加して回転&高性能なものを選ぶといいですね。
しかし重さは12kg、ISOFIXではトップクラスの軽さ!
上で紹介したコンビ・THE S(ザ・エス)クリックで戻りますと同じく土台とシートが分離するタイプで、持ち運びや設置がしやすいです。
- 軽量で設置しやすい。
- 安めのISOFIX。
- ヘッドレストと肩ベルトが連動する。
そんな場合におすすめです。
シートベルト固定タイプ/新生児用チャイルドシート4選
次に、シートベルトで固定するタイプを4つ紹介します。
シートベルト式のメリットは値段が安めで、ほとんどの車に付けることができる点です。
イチ押しは「カイナS2/リーマン」
シートベルト固定タイプで唯一の最高評価「乳児用幼児用W優」判定、リーマン・カイナS2です。R44適合。
参考小売価格:オープン
ネット価格:約14,000円(税込)
カイナS2のデメリットは1点です。
リクライニングは3段階ついていますが、新生児には少し角度がありすぎる印象です。
ですが、これ1台でチャイルドシート義務期間をカバーできるロングユースさは神。コスパ・安全性の面で間違いなく1位です。
本体も5.3kgと軽く、乳児・幼児用としてはトップクラス!女性でも付け替えがラクにできます。
- 安全性が1番高いものがいい。
- 買いかえ不要。
- 付け替えが多い。
- 近距離使用が多い。
場合はこれ一択です!
カイナシリーズは人気が高く、欠品していることも多いです。
↓カイナシリーズの詳しい比較についてはこちらをどうぞ
義務期間これ1台「ウィゴーロング HI/コンビ」
高い評価の「優/普」、コンビ・ウィゴーロング HIです。
チャイルドシートといえばコンビ!わたしも1台目はコンビ製を選びました。
参考小売価格:29,700円(税込)
ネット価格:約22,000円(税込)
ウィゴーロングHIのデメリットは2点です。
これ1台で6年間のチャイルドシート義務期間をカバーできます。
ただ座面の高さがあるため、1人で座るにはコツがいります。自分で座りたい年頃になると踏み台や買いかえの検討が必要です。
ウィゴーロング HIの重さは5.4kgとカイナに次いで軽く、付け替えらくらく。3Dメッシュで通気性バッチリなので、汗っかき赤ちゃんにピッタリです。
ベビーモードは角度も緩やかで、赤ちゃんも寝やすい商品です。
- 有名なメーカー物がいい。
- シートの付け外しが多い。
- 通気性がいい。
- 赤ちゃんの姿勢がラク。
を求める場合におすすめです。
最安「Joie チルト/カトージ」
高評価の「優/良」、ジョイー・チルトです。
この安全性の高さで1万円をきる、驚愕のチャイルドシートです。
参考小売価格:15,180円(税込)
ネット価格: 約8,500円(税込)
ジョイー・チルトのデメリットは2点です。
やや使い勝手の不満はありますが、この値段なら目をつぶれます!
毎日使うためのチャイルドシートというよりも、2台目や実家用に最適なチャイルドシートです。
- とにかく安くて安全なもの。
- セカンドカー用や実家用。
- かわいいデザイン。
を求めるなら買って損はありません!
↓キャノピー(日よけ)付きでこの値段は安すぎる
日本製「ネディアップ/リーマン」
高い評価の「優/良」、リーマン・ネディアップです。
参考小売価格:25,300円(税込)
ネット価格:約10,000円(税込)
ネディアップのデメリットは2点です。
1つ目に紹介したリーマン・カイナS2 クリックで戻りますとの大きな違いは以下の4点です。
- 使える期間は短い(カイナは7歳)
- 日本製
- ヘッドレストと肩ベルトが連動
- ベルトキーパー付き
乗せられるのは4歳までです。1歳以降のジュニアシートは値段も安いので、途中で買いかえてあげるといいですね。
ベルトキーパーがあるため、赤ちゃんを乗せ降ろしするときにシートベルトが邪魔になりません。
ただし、運転中にベルトキーパーは使えないので注意してください。
新生児を寝かせる場合は、頭まわりのクッションが少なく安定しづらい印象です。
その際は別売りの公式ヘッドサポートをあわせて買うと、安定感が出るのでおすすめです。
ネディアップは、
- 日本製。
- 肩ベルトの調整がしやすい。
- シートベルト式でも乗せ降ろししやすい。
ものを探している人にピッタリです。
ISOFIX・シートベルト兼用タイプ/新生児用チャイルドシート2選
ISOFIX式でもシートベルト式でも両方使える兼用タイプです。
「車を乗り換えることがあるから、両方使えるものがいい!」という場合にオススメです。
が、種類がとても少ない!
今回はおすすめを2つ紹介します。
持ち運びしやすい「Joie ジェム/カトージ」
ベビーシート部門で最高評価「シートベルト:優 ISOFIX:優」のジェムです。
土台のベースを合わせて買うと、ISOFIX対応にもなる優れもの。
参考小売価格
本体:17,380円(税込)
土台:16,500円(税込)
ネット価格
本体:約8,500円(税込)
土台:約15,000円(税込)
ジェムのデメリットは2点です。
使える期間は0~1.5歳と短いですが、新生児の赤ちゃんにフィットした丸みのある形が魅力的。
【カトージ公式ショップ】トラベルシステムを採用しているので、赤ちゃんを寝かせたまま動かせます。
ただし、ベビーシート3.8kg+赤ちゃんの重さになるので、腕にかけて優雅に運ぶのは無理です。
2階以上に住んでいる階段ユーザーはやめたほうがいいでしょう。
- 車と家の行き来が多い。
- 1階に住んでいる。
- バウンサーがわりに寝かせたい。
人にぴったりです。
↓最安値です
↓土台も一緒に買うとワンタッチでつけ外しができる!&ISOFIX対応
兼用で回転式「アップリカ クルリラAD」
高評価「シートベルト:良/普 ISOFIX:良/良」のクルリラADです。ISOFIXにも対応している優れもの。
シートベルト固定タイプで回転するものはほとんどないので、貴重な存在です。
参考小売価格:64,570円(税込)
ネット価格:約42,000円(税込)
クルリラADのデメリットは1点です。
重量が14.7kgとトップクラスにあります。
「今後ISOFIXタイプに乗り換える」または「入れ替え頻度が少ない」人におすすめです。
兼用できて回転式で新生児から安心して使えるものとしては最高峰モデル!
- 回転式がいい。
- 今後ISOFIX適応の車に買いかえる予定。
- ISOFIXとシートベルト兼用タイプがほしい。
場合に最適です。
※公式オンラインショップはありません。
新生児用チャイルドシートはレンタルもおすすめ
「それでもネットで買うのは心配だなぁ」という人は、レンタルで試してみるのもおすすめです。
最短翌日、遅くとも翌々日には届く(北海道は除く)ので、出産後に手配しても退院までに間に合います!
買うよりも圧倒的に安くすみますし、見てみるだけでも楽しいですよ。
最後に|生まれてくる赤ちゃんのために、より良いチャイルドシートを選ぼう
ISOFIXやシートベルト、日々進化していく安全基準など、いろいろな種類があるチャイルドシート。
自分たちの生活スタイルに合わせて、より良いチャイルドシートを選んでくださいね。
里帰り出産でチャイルドシートをどうしようか悩んでる場合は、帰省先にチャイルドシートがない!5つの対策とおすすめ商品も参考にどうぞ↓
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