「足置きがあるとどんなメリットがあるの?」
運転中に子どもがぐずったり、座席を蹴ってきたりして困っていませんか?
牛乳パックで足置きを作るだけで、子どもも大人も快適にドライブを楽しめるようになります。
今回は牛乳パックを160個使って、頑丈な踏み台を作りました。
画像たくさんで作り方をご紹介、一緒に作っていきましょう!
作るのが面倒な人は、これが1番おすすめです↓
旧商品(ポールの接地面が少ない)なら、2/3の値段で買えます↓
チャイルドシートに足置き台が必要な3つの理由
チャイルドシートにフットレストが必要な理由を、3つお伝えします。
地に足がついていないと辛い
想像してください。
オシャレなカフェのカウンター席、椅子には足置きがついていません。
大人でもそわそわと落ち着かず、長く座っていられないですよね。
子どもも同じように、足が置けないと辛くなってきます。
太ももが圧迫されて血流が悪くなる
座席を蹴られて困ることがありませんか?
それは行儀が悪いから蹴っているのではなく、長時間座って太ももが圧迫されて気持ち悪いから振っているだけかもしれません。
わが家は足置きを置いたら、前の座席を蹴らなくなりました。
姿勢が崩れる=安全に座れない
足が置けないとズルズルと落ちていき、↑のような姿勢になります。
崩れた姿勢で急ブレーキをかけると、以下の3つのリスクがあります。
安全のためにも、正しい姿勢で座らせることが大切です。
次からは踏み台の作り方です!
準備する材料
- 牛乳パックを大量
- 布テープ
- ハサミ
頑丈な足置きを作るには、たくさんの牛乳パックが必要です。
家族やご近所さんに声をかけて確保しましょう。
チャイルドシート用牛乳パック足置きの作り方
今回はミニバン(トヨタのシエンタ)の二列目に、チャイルドシート用の足置きを作っていきます。
後部座席の足元に牛乳パックを置いて必要な数を把握する
①子どもの足裏までの高さを確認する
子どもをチャイルドシートに座らせ、実際に牛乳パックを置いて高さを決めます。
この時、踵がつくようにしましょう。
②足置きの形をイメージする
高さが決まったら奥行も決めます。
奥行の数>高さの数にすると、踏み台の安定感が増すのでおすすめです。
今回は登りやすさ&牛乳パックを節約するために、階段タイプにします。
③必要な数を計算する
横は2つにしました。
<車内で数えた数>×8が必要な牛乳パックの数です。
20ブロック必要なので、20×8で160個の牛乳パックを準備します。
牛乳パック8個を使ってブロックを作る
次はブロックの作り方です。
1つのブロックを作るのに、牛乳パックを8つ使います。
そのまま集めていくと部屋が狭くなるので、その都度ブロックにしていくことをおすすめします。
①牛乳パック1個の上部に切れ込みを入れる
牛乳パックの上部4か所に、ハサミで切れ込みを入れます。
②その他7個の牛乳パックを折りたたむ
↑の画像のように、7枚を折りたたみます。
この時、4つの角をしっかり折りましょう。
4つ角をテキトーに折ってしまうと、踏み台がガタつく原因となります。
ここさえ上手く折れれば失敗しないので本気出します。
③7個を互い違いになるように重ねる
④切れ込みを入れた牛乳パックに押し込む
⑤ブロック完成
口をとめるテープは、中の牛乳パックに対して垂直に貼りましょう。
これでブロックの完成です!
布テープで合体する
一度に完成させようとするとブロックが緩くなるので、数個ずつ固まりを作ります。
①ブロックを2~3個ずつ密着させる
思いっきり引っ張りながら固定します。
この時、必ず牛乳パックの中身が縦になるようにして配置してください。
②合体したブロック同士を組み合わせる
しっかり引っ張って固定します。
全力を出しすぎて写真を撮るのを忘れました。
2人がかりですると、上手く張れます。
完成
完成です!
わたしは普通の布テープで作りましたが、色付きの布テープを使うと簡単にかわいくできますよ。
全面にシートを貼ってあげたら既製品の域ですね。
足置きでドライブ中にぐずらなくなった!
足置きを作る前は、30分ドライブすると「まだ着かなーい?」とせかされていました。
設置してからは何も言われず、ニコニコと乗っています。
大人が思っている以上にチャイルドシートの足置きは大事なようです。
自作フットレストの注意する点
踏み台を手作りするときに、注意すべき点を2つお伝えします。
中身が新聞紙だと弱い
↑こちらは初代の踏み台(洗面所用)です。
新聞紙を限界まで入れて作ってみましたが、強度が不足します。ボコボコです。
ところが!
7枚入れた牛乳パックのブロックは、大人が乗っても壊れません。
子どもの体重がかかる部分は、牛乳パック8枚ブロックを使って作るのをおすすめします。
0歳から使えるシートには合わない
新生児から使えるチャイルドシートの場合、下半身が持ち上がった形になっています。
この状態で牛乳パック足置きを使おうと思っても、足先の角度が合わずに子どもの足が安定しません。
新生児用のチャイルドシートに足置きをつけたい場合は、ニーガードキッズのような乳児用チャイルドシートに対応したフットレストを使う必要があります。
ですがフットレスト自体がほとんど売られていません、ひどい!
ISOFIX・シートベルト固定タイプどちらでも使えます↓
新生児から使っているベビーシートなら、買い替えも検討すべし
前項でもお伝えしましたが、0歳から使っているチャイルドシートの場合は「足が足置きに届かない」ことが多いです。
座面が高いので、牛乳パックの足置きでは届きません。
もし今使っているシートが小さくなってきているなら、新しいチャイルドシートを買うのもおすすめです!
- 1歳用~は座面が低いので、乗り降りが1人でできる。
- ロングユースタイプを選べば今後は買いかえ不要。
↓年齢別におすすめを紹介しています。
1歳からおすすめのチャイルドシート記事はこちらをどうぞ。
3歳以降におすすめのジュニアシート記事はこちらをどうぞ。
最後に|チャイルドシート用の足置きを作ろう!
牛乳パックで作る、大人が乗っても壊れない踏み台の作り方でした。
足置きがあるだけで、子どもの快適さはまったく違ってきます!
- 足が辛くない。
- 前の座席を蹴らない。
- 安定して安全に座れる。
足置き場を準備してあげて、大人も子どもも快適にドライブ時間を過ごしましょう。
作るのが面倒な人は、これが1番おすすめです↓
コメント
そうだよなー、足が浮いてるカウンターの飲み屋とか疲れるもんなーって思いました。
だから椅子を蹴られてたのかって納得(о´∀`о)
ココさん、コメントありがとうございます!
飲み屋、ラーメン屋、カフェ・・・大人でも疲れますよね;
子どもは疲れと縁遠いと思っていたので、驚きの発見でした。